
四国には、西日本最高峰の石鎚山(いしづちさん)と、その鎖場で有名な剣山(つるぎさん)という、性格の異なる名峰が2つあります。
今回、福岡から大分経由の深夜フェリーで四国入りし、3泊4日でこの2座を登頂してきました。移動はフェリー+車、宿はゲストハウス2連泊というスタイルで、総額は約10万円に収まりました。その行程と費用、実際に登ってみて分かった注意点をまとめます。
旅行データ早見表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 往路 | フェリー(別府→八幡浜、深夜便)+車 |
| 復路 | 車(香川→岡山→広島→山口→福岡、高速道路) |
| 日程 | 3泊4日(GW終盤) |
| 登頂した山 | 石鎚山(標高1,982m・西日本最高峰)、剣山(標高1,955m) |
| 宿泊 | ゲストハウス2連泊(1泊約3,000円、登山客・外国人が多い宿) |
| 総額 | 約10万円 |
この記事で分かること
- 大分から四国へ深夜フェリーで渡る方法と船内の過ごし方
- 石鎚山・剣山、それぞれの見どころと登ってみて分かった注意点
- 3泊4日の実際の行程と費用の内訳
- 車を使わない場合の代替手段
大分→四国:深夜フェリーで海を渡る
0日目の夜、別府港23:50発のフェリーに乗り、八幡浜港へ向かいました。調べたところ、この時間帯に別府⇔八幡浜を結ぶ航路は宇和島運輸フェリー「あかつき丸」の1社のみで、選択の余地なくこの便に決まりました。
車ごと乗船できる航路なので、そのまま四国内・帰路の移動も自分の車で完結できたのがこのルートの強みでした。
1日目:石鎚山登頂 — 鎖場に挑む

朝5時、船内休憩を終えて八幡浜に上陸し、そのまま石鎚山へ向かいました。西日本最高峰(標高1,982m)だけあって歩きごたえがありますが、今回一番印象に残ったのは鎖場です。
石鎚山には迂回ルートもあり、実は鎖場を使わなくても、むしろその方が早く登れます。それでも鎖場を選んだのは、あえて負荷をかける経験としての価値があったからです。山頂に神社が祀られている山であり、鎖場は「恐怖に打ち勝つための修行」という位置づけがあるそうで、実際に鎖を握って登る間はかなりの緊張感がありました。

石鎚山を下山後、その日のうちに剣山方面(ゲストハウス)へ移動しました。
ゲストハウスでの2連泊
宿泊したのは登山客や外国人旅行者が多いゲストハウスで、1泊一人3,000円程度とかなり格安でした。翌日の剣山登山を挟んで2連泊し、荷物を置いたまま身軽に登山できたのも移動効率の面で助かりました。ゲストハウス以外の宿タイプの相場や選び方は格安宿の探し方ガイドでまとめています。
2日目:剣山登頂 — 次郎笈の絶景

2日目は朝から剣山(標高1,955m)へ。この日は天気に恵まれ、次郎笈(じろうぎゅう、剣山の隣にそびえる峰)の稜線が大変綺麗な緑に染まっていて、今回の旅で一番印象に残った景色になりました。


3日目:四国から福岡まで高速道路で帰る
3日目は剣山周辺(香川)から、岡山・広島・山口を経由して福岡まで、すべて高速道路で移動しました。車で四国入りしたルートだからこそできた、フェリーに縛られない自由な帰り方です。
費用の内訳
| 項目 | 金額目安 |
|---|---|
| 交通費(フェリー・高速道路代・ガソリン代など) | 約30,000円 |
| 宿泊費(ゲストハウス2泊) | 約10,000円 |
| 食費 | 約20,000円 |
| その他(雑費) | 残額(合計を10万円に収めるための諸経費) |
| 合計 | 約100,000円 |
上記の内訳だけだと6万円程度ですが、実際の総額は約10万円でした。差額は高速道路の区間が長い(四国〜福岡間)ことによるガソリン代・通行料の積み上がりなど、細かい雑費と考えられます。
車がない場合の選択肢:レンタカーで四国入りする方法も
今回は自分の車をフェリーに乗せて四国入りしましたが、車を持っていない場合はレンタカーを四国側で借りる方法もあります。実は私たちも一度検討したのですが、今回のルートでは見送りました。
まとめ
✓ 別府→八幡浜の深夜フェリー(宇和島運輸フェリー)なら、船内休憩で宿代を1泊分浮かせられる
✓ 石鎚山の鎖場は「早く登るなら不要」だが、経験としての価値は大きい。滑り止め手袋を忘れずに
✓ 剣山は次郎笈の稜線が見どころ。GW終盤〜直後は混雑を避けやすい
✓ 山頂付近はハエが多いので、虫除けか山荘での食事を検討する
✓ 車がない場合は現地でレンタカーを借りる方法もある
装備の準備には登山装備リストの記事もあわせてチェックしてみてください。福岡発の他の登山記録として、台湾・合歓山登山の記事もどうぞ。

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